ダーツはグリップせず、ただ指の間にはさむだけ。
ダーツを意識してグリップ(握る)してはいけません。
ただ、親指と人差指の間にはさんで、軽く持つだけです。
ダーツをグリップ(握る)することで、指先に余計な力が入り、
ダーツのリリースが遅れる原因になります。
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■グリップした時点で力んでいる
よく、ダーツはグリップすると言います。
グリップというイメージから、初級から中級者は、
ダーツをしっかりと「握り込んで」しまいがちです。
セットアップの段階から、もうダーツのグリップが始まっているのです。
力んでしまっているので、フォームは固くなります。
結果、ダーツを必要以上の力で飛ばしすぎてしまうので、
ブルすれすれのところに矢が刺さってしまったり、
リリースが遅れて、下に落ちたりするのだと思われます。
■ダーツがスッポ抜ける勇気
上級者ほど、指先には余計な力を入れないといいます。
親指と人差指の間に、ただ矢が挟まっていたり、
親指の腹の上に乗っているだけだったりするといいます。
だから、うっかり矢を床に落としてしまうくらい、
手先にはほとんど力みがないのです。
そんな持ち方で果たしてダーツはうまく飛ばせるのか?
すっぽ抜けはしないか?
ここまで手から力を抜くと、色々不安になってきますよね?
確かに、すっぽ抜けていく可能性はありますが、
それ以上に、今まで以上にダーツが効率的に飛んでいき、
命中率が上がります。
試しに、すっぽぬけ覚悟で開き直って試してみましょう。
人によっては考えていたことと逆の事が起こると思います。
■指先が力むということは、腕の根本が力んでいるということ
親指と人差指でリングを作り、2つの指でギュッと力を入れてみてください。
上腕の根元のあたりの筋がピクピクするはずです。
指の筋肉は、実は肘と腱のようにつながってます。
ダーツをグリップすることは、腕や肘の力みにもつながっているということなのです。
ダーツを投げるときにフォームが固くなってしまうのは、
指先が力んでいる⇒腕や肘の力み⇒リリースが遅れる⇒無理やり指先でねじ込もうとする
というのが、原因の一つだと思われます。
指先から力を抜いたまま、テイクバックしてみてください。
腕を手前に引いたときに、勝手に親指と人差指が少しだけ締まるのを感じませんか?
この勝手に指が閉まる状態が、ダーツでいうところのグリップであり、
ダーツは意図的に握るものではないと気づいていただけたら幸いです。
■脱力することで手首は自然と返る
ダーツを効率的に投げるには、手首の返しが重要だと私も思っていまして、
はじめは意図的に手首を返していましたが、
肝心なところで力みが生じます。
手首は意図的に返すものではなく、
自然と返るものなのです。
そのためにも、ダーツをグリップするのではなく、
手の力を抜いて、持つだけ。
そして、ダーツを離すその時まで出来る限り力を抜く。
すると、ダーツは勝手に指から離れて飛んでいきます。
今まで、意図的にやっていたことが、
自動になるわけです。
■ダーツをグリップするという言葉は、いらない
グリップというと、ゴルフとか、テニスのイメージがあり、
確かに、ゴルフやテニスだと、ドライバーやラケットをグリップしておかないと、
すっぽ抜けたら大変なことになりそうですが、
ことダーツにおいては、しっかり矢を握ってしまうことで、
かえってダーツの上達の妨げになってしまうように思います。
不調なとき、イライラしているとき。
まずは手や腕の力を目一杯抜くことから始めてはいかがでしょうか。
私もここに気づいた瞬間から、
一気にBフラからAフラに戻って来ることができた一人です。
他にも原因や改善することはまだまだたくさんありますが、
まずはダーツを軽く持つこと。
ここからはじめてみてはいかがでしょうか?
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こんにちわ。今回の記事を拝見して、自分のやってることが間違ってないと再確認できました。福さんもAフラに戻ってこられたようで何よりです。いつも細かい内容ありがとうございます。
by HOPE@響 (改名しました) (2017-10-15 22:49)
>HOPE@響さん
いつもありがとうございます。
お役に立てて何よりです!^^
by da-fuku (2017-10-17 22:31)