還暦を過ぎても現役のプロダーツプレイヤー
前回は、元気な限りダーツは投げ続けることができると書きました。
前回記事:
ダーツは何歳まで続けることができるのか
世界のトッププレイヤーで、イギリスのフィル・テイラーが54歳、
シンガポールのポール・リムは61歳が非常に有名で、現在もトップの座を維持しているのには驚きです。
日本のプロで最年長プレイヤーは誰なのか?
ある日ダーツバーのマスターに聞いてみると、
渡部紘士プロ(愛称:ワンタン)と谷田孝夫プロだと教えてくれました。
どちらも還暦を超えた今でも、第一線に立ち続けるプロのダーツプレイヤーであり、
日本のダーツ黎明期から世界大会に出場し、ダーツを盛り上げてきたダーツ界の第一人者です。
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■渡部紘士(WANTON)プロ
今年62歳。お名前は、「わたのべひろし」 さんとよみます。
(ちなみに同姓同名で山形県出身の舞台俳優さんがいますが、
こちらは「わたなべこうじ」さんです。)
数年前に一度引退し、インストラクターや日本ダーツ連盟の理事をしていらっしゃるそうですが、
JSFD(国内のハードのダーツ団体主催の大会)で今年度ランキング3位。
ダーツプレイヤーとしてまだまだ現役であるといえます。
1978年25歳の時にダーツに出会い、1983年30歳で全日本選手権優勝。
以降20年間ワールドカップの日本代表として日本ダーツ会のトップに君臨。
ダーツ界の桜井章一みたいですね。(^^;
愛称の”ワンタン”は、海外遠征中にすぐにONE・TON(100点)を出してしまうことから、
自身の名前であるWATANOBEと組み合わせて、外人選手からワンタン(WANTON)と
呼ばれるようになったのが由来。
W.D.A. (世界ダーツ連盟)ワールドカップ(※2年に一回のワールドカップ)に
1983年第4回スコットランド大会日本代表~2005年西オーストラリア大会まで、
のべ11回の出場。日本代表選手の中で国内最多出場選手なのだそうです。
ソフトダーツに関しては、
プロダーツプレイヤーによる教則DVDがまだほとんど世に出回っていなかった2000年初頭に、
自身の基本教則DVDを発売しています。
ダーツプレイヤーの中には、このDVDにお世話になった人も結構いるのではないでしょうか。
私もその一人で、1年半前にワンタンのDVDを買って実践したところ、
1ヶ月でブルに急に入りはじめて、Cフライトを一気に突破しそのままBフライト後半になりました。
ワンブルプレイヤーの仲間入りをし、この頃からダーツがもっと楽しくなりました。
実力アップに貢献したのは、DVDで解説していた
ダーツの持ち方(グリップ)の改善でした。
このDVDのレビューはいつかしようと思っています。
■谷田孝夫プロ
61歳。
「昔の栄光で何かを語りたくない、大事なのは今だ」
インタビューの通り、谷田プロの過去のデータはあまり見当たりません。
WANTONと共に、WDCの世界大会に1983から3度日本代表で出場したことぐらいでしょうか。
ダーツよりも先に15歳でゴルフを先にやっていて、プロゴルファーを目指していたところ、
17の時にバイト先でダーツに出会い、ゴルフもダーツもメンタルで通ずるところを見出し、
ダーツの奥深さにハマること44年。
蓄積された長年の経験を武器に、今もジャパンダーツの試合で、
上位16位に名前を連ねる現役の名プレイヤーです。
YOUTUBEで動画を見ていますと、
今時の若手選手のスローイングフォームに逆らうかのように、
ゆっくりとふんわり投げるダーツスタイルはとても参考になります。
ダーツが入らない原因の多くは、「力み」なので、
谷田プロの投げ方は、自己修正のたびに思い出したいものです。
ちなみに、ゴルフの方もまだまだ現役のようです。
以上、前回からダーツには年齢制限などなく、いつ始めても良く、
元気な限り続けられるということが伝わりましたら幸いです。
興味がありましたら、一度下記の動画などをみていただけたらと思います。
・渡部紘士 →
参考動画(赤いシャツを着ている男性がワンタン)
・谷田孝夫 →
参考動画
今日も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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2015-07-12 00:00
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