ダーツを腕の惰性を使って安定させる方法
ダーツを構えたら、まずテイクバックするために一度矢を引いて、
腕を前にだしつつ、タイミングをはかって矢をリリースする、
という動作をするわけですが、
ダーツそのものが軽いことから、
矢を引いたり、腕を振ったり押したりする動作1つ1つに、
意識して力を加減したり、腕の軌道を調整している方が多いと思います。
意識する以上は、軌道やタイミングがズレることが多いですし、
リリースのタイミングによっては、ヒジまでズレて結局、ダーツが毎回安定しない。
ダーツを毎回ほぼ同じように投げることは、ダーツの永遠のテーマだったりもするわけで、
プロでさえも難しい問題なのですから、素人の私にはとてもとても…というわけです。^^;
「毎回(ほぼ)同じ」というのは、
動作の中に安定した何かがあるということです。
例えば、
人間だったら誰しも反射や本能でやっている筋肉の動きを利用するというのも、
その「安定した何か」を作り出すヒントになると思うのです。
ダーツを投げ続けていて、私はそれを腕の筋肉に見出しまして、
ダーツを構えたら、ヒジから先の力を抜くと、、
腕が本能や惰性で勝手にやってしまう動作を利用してダーツを投げたところ、
より自然に腕が振れて、ダーツのコントロールが利き、
リリースタイミングもはかりやすくなったので、シェアしようと思いました。
前回記事:巷のダーツフォームのトレンドを疑ってみる3 粕谷晋(かすやすすむ)プロ
で書いたとおり、私は構えるとクセでヒジが外に開いてしまうのですが、
ヒジが外に開いていても、垂直であっても今回は誰でも利用できると思いますので、
安心してお読みいただければと思います!^^
スポンサードリンク
■腕の惰性を使ってダーツを投げるための簡単な方法
まず、感覚をつかんでいただくために、いつものようにダーツを持って構えてみます。
1 構えて狙いがついたら、ヒジから上の力を抜く(抜きすぎて矢を落とさない程度で)
2 すると、矢を持った腕が手前に勝手に倒れてくる。
3 腕の筋肉が縮む反動で、次に腕は前の方に勝手に倒れようとするので、その反動を利用して矢を離す。
ということです。
言葉にすると、難しく感じた方もいるかとは思いますが、
結局やることは、
「矢をかまえたら、ヒジから先の力をただ抜くだけ」なのです。
すると、ダーツを持っている手が「重り」になって、勝手に後ろに倒れてくれてるだけなんですね。
(矢を構える時に、ヒジから上が垂直よりも手前に腕が伸びてると倒れやすいですよね^^)
そして、縮むと力こぶを作る筋肉がバネみたいに元に戻ろうとしてくれるので、
その反動と矢を離すタイミングを合わせてあげると、
意識して矢を引いて出すよりも、より自然な力、速さで腕を振ることができるわけです。
リリースタイミングが遅すぎなければ、ヒジのズレも軽くなります。
リリースは腕に反動がかかり始めたタイミングで矢を離し始めるとうまく矢が飛んでいきます。
以上が、腕の惰性でダーツを投げるという意味です。
■テイクバックで矢を引くという意識が無くなる
この方法ですと、「テイクバック=矢を引く」という意識がなくなって、
「テイクバック=腕が勝手に手前に倒れてくる」に感覚が変わります。
ヒジから先がリリース時までリラックスしている限り、反動で腕を前に振る動作も自然になります。
だから、結果としてフォロースルーも一定になってきます。
何より、意識することがこれで1つ減るわけですから、投げててとても楽になります。
■本能や惰性でとった動作は、意外と合理的にできている
ダーツを構えるとか、何か意識して作業でもしてなければ、
腕はいつも下に垂れているのが人として自然なわけなのです。
カラダとしては、いつまでもダーツを構えたまま立っているのは苦痛なので、
早く投げて元の位置に戻りたいと思っています。
それが、人の本能や惰性なのではないかと私は思いますし、
カラダが身の安全のために無意識でとっている行動なので、
意識的に行うよりも、合理的にできているはずなのです。
私もそうですが、毎回意識してダーツを投げていても報われないという方、
がんばってダーツを投げる自分を手放して、
惰性と本能に任せて腕を振ってみたらうまくいくかもしれませんよ?^^
【関連記事】
巷のダーツフォームのトレンドを疑ってみる3 粕谷晋(かすやすすむ)プロ
ダーツで力むのは、グリップのせい?
ダーツはがんばって投げないほうがうまくいく【Cフライトからの脱出作戦】
【オンラインダーツショップ窓口】 ダーツハイブ
今日も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
下のリンクをクリックorタップしていただくだけで、
より皆様のお役に立てるブログになります。
応援よろしくお願いします!^^
人気ブログランキングへ
スポンサードリンク
2016-07-31 12:41
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:趣味・カルチャー
コメント 0