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ダーツで宇佐美慶プロの肩抜き(肘引き)をフォームに取り入れてみた。 [フォームの安定]

ダーツで宇佐美慶(うさみ けい)プロの肩抜き(肘引き)をフォームに取り入れてみた。


「肩抜き」という状態というか、言葉というか、フォームというか、投げ方というか、


この方法を実践しているプロというのが、どうやら宇佐美慶プロのことなのだそうです。


肘の上下動が少なく、軽やかにダーツを投げるのが印象的な宇佐美プロ。


もともとPERFECTだったのですが、JAPANに移籍。
昨年途中でJAPANからPERFECTに移籍して以降、ずっと上位に名を連ねる実力者です。


宇佐美プロが日本人プレイヤーでの肩抜きの実践者とのことですが、
フォームを見てみると、外国人プレイヤーの投げ方とも、違うみたいです。


とはいえ、あの軽やかにダーツを飛ばすイメージは自分もぜひとも取り入れてみたいと思いました。


今日は、宇佐美プロの試合やフォームの動画を交えながらお伝えしていこうと思います。




■肩抜き実践者 宇佐美慶プロの動画



[次項有]ドリー・ファンク・ラブ


このブログでハードダーツの肩抜きを提唱する灰田さんも、
元々は宇佐美慶プロから「肩抜き」を教わったそうです。


ならば、本家の宇佐美慶プロの試合におけるフォームを(本当は生で実際に見たいけど)動画で見れば、
何か得られるのものがあるのではないでしょうか。





【2015 PDJ 東日本予選 予選通過者決定戦 #4 / 宇佐美 慶 - 安食 賢一】


2人の投げ方もイメージも対照的で、
「押す」と「引く」が分かりやすいなと思ってこの動画を選んだのであって、


どちらのフォームが「良い・悪い」ということ言うためではないことだけは、先に断っておきますね^^;


ジョニーこと、安食賢一プロの投げ方は、
初めからテイクバックした状態から構えたり、
腕を棒のようにして前に倒して投げるところが特徴的です。


肩も一緒に前に伸びるので、投げ終わると後ろ足が上がり、やや前傾しています。
ダーツに気合を込めて投げているプレイヤーだなという印象を感じます。


一方、宇佐美プロ。


自分が動画を見た印象をまとめてみると、


・立てた腕を垂直よりも手前で構え、
 一度垂直を確認しつつ、再度テイクバックして矢をリリースしている。


・安食プロに比べてリリースタイミングが手前で、やや早め。


・スイングプレイヤーだが、外国人プレイヤーのように振り下ろすのではなく、
 最終的に、腕が斜め上方に伸びて止まっている。


・リリースの時、ヒジが前ではなく、
 少し後ろに向かって上がっている感じがする。


・安食プロや外国人プレイヤーよりも軽い力で投げている印象が伝わる。
 

・外国人プレイヤーのような肘引きしてダーツを投げているようには見えにくいが、
 安食プロのように、「肩を入れる」ような投げ方ではない。
 (だから「肩抜き」という状態なのか?と思う。)


ちなみに、動画はハードダーツですが、両者ともにソフトダーツにおいても、
見た目にはほとんどフォームに変化はないようです。


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■テイクバックも慎重に




テイクバックするために、腕を速く引いた反動で手首も一緒に後ろに垂れてきます。


このまま投げると手首のスナップの力も加わり、矢速が上がるのですが、


反面、手首のスナップには不確定要素があり、
矢がブレる原因になりますし、ヒジに力が入ってしまいます。


宇佐美プロはこの不確定要素を取り除くためでしょうか、
テイクバックの時は、手首が後ろに垂れないように、


あくまで立てた腕を、軽く、真っ直ぐ自分の目に向かって引いています。


ダーツはテイクバックからリリースまでが勝負だということを改めて認識した瞬間でもありました。


■軽やかにダーツを投げたい!






もう一つ、動画をシェアします。
宇佐美プロの他、村松治樹プロなど数名の有名プレイヤーによるダーツのスロー動画です。


横から見ても、宇佐美プロが肘を押し出すようなダーツはしていないようです。


村松治樹プロも軽やかにダーツを投げるプレイヤーなので、
「肩抜き」の隠れた実践者なのかと思いましたが、
肘はやや前に跳ね上がっているので、ダーツを多少プッシュしているようです。


宇佐美プロと同じフォームで投げるのはムリとしても、
自分の頭のなかでは宇佐美プロの、


・少ない力で、やや肘を引きつつ、軽やかなダーツを投げるイメージ


・フォロースルーで、腕が伸びて止まるところが、自分の目線からやや斜め上


で矢を投げてみました。


リリース時に軽く肘引きをすることで、投げ終わりの肘への負担を軽くなります。


軽い力で投げることで、ふわっとした軌道を描いているようですが、
矢速は意外と速く、いつも以上に投げたと思ったらもう的に刺さっていたという印象を受けました。


まだまだBフライトの下手くそプレイヤーなため、ブレが一気に解消されるわけはありませんが、
この投げ方は特にクリケットの上のナンバーには有効で、


苦手だった、20Tや18Tへの命中率が上がり、
3 in a bed(スリーイナベッド) や white horse(ホワイトホース)が出しやすくなったことで、
平均MPRが3を超えて勝利することが増えたのは素直に嬉しいです。


ドリーこと灰田さんのブログで自分と同じように、
「肩抜き」や「肘引き」でのダーツスローを実践している方で、


どうしても無理な力で肘引きをしてしまうという方は、


一度ここでの動画を参考にしていただき、肘や力の入れ方、抜き方を参考にしてみてはいかがでしょうか。


そもそも肘引きや肩抜きって何?という方は
下の関連記事も一読してみてください^^


【関連記事】
[次項有]ダーツの肩抜き。それは肩の力を抜くことではない!?

[次項有]ダーツの肩抜きとは、肘引き(ひじびき)することってどういうこと?

[次項有]ダーツの肘引き(ひじびき)ができているか判別する方法はあるのか?

[次項有]宇佐美プロのフォームを支えるバレルとは? ダーツハイブ



今日も最後まで記事を読んでいただき、
ありがとうございました。


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コメント 4

k

初めまして^ ^
ダーツ始めて2年ほどのBBフライトのものです>_<
つい一昨日ダーツバーで肩抜きしたら楽に投げれるようになった!と店長さんから聞いて、肩抜きってなんだろ、、、って思いながら検索したらココにたどり着きました^ ^

自分はいつもプロ選手の動画を参考としてみて、実際マネてやって見るんですが、なんか違う、、、といつも引っかかっていました!
ココの記事を読んでからスッキリしました^ ^
ありがとうございます(^o^)/
by k (2016-03-01 10:33) 

福田福

>kさん

当ブログにようこそ^^

自分も先月、肩抜きってなんだろ?って検索したら、
ドリー・ファンク・ラブというブログにたどり着き、
肩抜きを実現するための肘引きという投げ方を知りました。

何か感じとっていただいたようで、嬉しいです。
またよろしくお願いします^^


by 福田福 (2016-03-01 21:37) 

ksk

スリーイナベット…
スリーイナベット…?
by ksk (2016-07-14 03:15) 

da-fuku

>kskさん

three in a bed

すりー いん あ べっど。

略してベッドっていいますよね。

英語だと、「スリーナベッド」って聞こえると思います。

この記事を書いていた時は、私もどう言っていいのかよく分からなかったので、今はベッドで統一しています^^




by da-fuku (2016-07-19 13:50) 

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