ダーツの肘引き(ひじびき)ができているか判別する方法はあるのか?
ダーツをリリースするときに、瞬間的に少しだけ肘を引く。
すると立てた腕が勝手に前に倒れる。
立てた腕がまっすぐな棒のように倒れることで、
まるで腕が石を飛ばす投てき機のようになり、
ダーツのブレが少なく、同じ所に飛んで行きやすくなる。
ハードダーツにおいて、試合内容がセパレートブルの501のみという世界で、
フィル・テイラーや、マイケル・ヴァン・ガーウェンなどトップの外国人プレイヤーもこの方法で投げている、
ということです。
ソフトダーツでも、クリケットや、試合のルールがセパレートブルであるPERFECTの試合など、
もしかしたら、使う機会は多いのではないかと思い、自分は今月この投げ方にすっかりハマっています。
風呂の中で素振りをしているのですが、
ちゃんと肘が引けているのか、何か自分で簡単に見分けることができないか腕を振りながら考えていたところ、
こんな方法はどうだろう?というのがあったので、記事にしてみました。
■肘引きができているかの判別方法
■やり方
1 ダーツを投げる構えを取るため、いつものようにスタンスし、肘を立てる。
(実際にダーツを持っても、持たなくてもOK)
2 利き手で無い方の手の平で、ダーツを投げる方の肘を軽く包み込むように添える。
3 その状態でテイクバックし、
3-1 いつものようにダーツをリリースする。
従来のダーツを押し出したり、送り出す動作で腕を振ると、
包み込んだ方の手の平をこすったり、なぞるように肘が前に跳ね上げていくのを感じます。
(だから”悪い”ということではありません。)
3-2 次は肘を引いて腕を自然に倒しつつ、ダーツをリリースする(肘引き)
すると、今度は肘が包み込んだ手の平から逃げていき、
腕を振り終えた時、包み込んだ手の平の親指の上に、
投げた方の腕(肘ではない)がちょこっと乗っていませんか?
灰田さんのブログにもあったように、
肘引きによる投げ方は、肘を支点にしておらず、
肘よりも少し上の、立てた腕の根本辺りが回転軸になっていて、
ちょうど包み込んだ手の平の親指の辺りがそのポイントとなっているようです。
肘引きは、スイングストローク時に行うものなのですが、
普通に腕を振ってダーツを投げることとは違うんだということや
振りがコンパクトであることが分かればシメたものですね。
そして、手首を先行させるのではなく、肘を引くことで肘から上が勝手に前に倒れるという感覚も感じられたらいいのではないでしょうか?
(くどいようですが、できないからといって悪いというわけではありませんのでご安心を。)
以上の方法から自分が感じたのは、
普通に腕を振ってみると、今まで腕をただ振っているようにみえて、
実は肘の跳ね上げを利用して前に向かってダーツを押し出していたんだな、ということでした。
肘が引けているのを感じられたら、もうこのようなことをしないで、
普通に肘を引いて投げてください。
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■肘引きをする対象となるプレイヤーは?
ドリー・ファンク・ラブ
ブログの管理人である灰田さんもおっしゃっていますが、
ダーツの肘引きを試すとするならば、
今のフォームに、「腕を振る」という動作が絡んでいる方に絞られてくると思われます。
ダーツをされている方の中には、「腕を押す」という方法で投げている方もいると思いますが、
押す動作に対して、引くという動作を同時にしようとすれば、
せっかくのフォームが逆におかしくなってしまいますし、
今の投げ方でちゃんと狙った所に入っているのならば、
あえて肘引きを取り入れる必要は無いと思います。
肘引きによる、肩抜きの実現は、
「狙った所にまっすぐダーツを投げるための手段の一つ」
であるというくらいの認識でいいと思います。
だから肘引きに失敗して、いつもどおりの投げ方をしてしまったとしても、
結果、狙った所に当たればいいじゃないですか^^
肘引きでダーツが投げられることで、
肘を押しても引いてもダーツが入るということなので、
ダーツをうまく投げる方法が1つ増えたと、素直に喜べばいいのではないでしょうか?
【関連記事】
ダーツの肩抜き。それは肩の力を抜くことではない!?
ダーツの肩抜きとは、肘引き(ひじびき)することってどういうこと?
【オンラインダーツショップ窓口】 ダーツハイブ
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2016-02-23 23:44
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共通テーマ:趣味・カルチャー
こんにちは、矢速命です!
肘を上げてダーツを押し放つ投げ方を採用しています。
腕の振りについて一連の動作のイメージが固まったみたいですね。ダーツの神様も実践している方法だと思うと、なんとなく上達しそうな気分になります。
最近、ダーツをリリースする人が持つ感覚が主に2通りあることが分かりました。
1つは「ダーツを押し放つ感覚」。手の平から弾丸が発射されていくような感覚です。もう1つは「ダーツを振り飛ばす感覚」。昔の投石機みたいなイメージですかね。ダーツを投げる感覚の違いによって、腕の振り方に対する意識も違ってくると思います。
自分は前者ですが、本記事は後者のタイプのような気がします。また、トッププロのフォームをよく見てみると、皆フォームは違えど後者のイメージの人が多いように思います。ダーツが楽に飛ばせる(=再現性が高い)のが後者だからですかね・・
先般より少し思う事がありましたので書きます。
自分の主観ですが、トッププロやRtのとても高い人が教えてくれる事だけがダーツの上達に役立つとは限らないと思います。たとえトッププロとかでなくともダーツをプレイする上での気づきや、参考になる情報を分かりやすくまとめて人に伝えるのが上手な人もいるわけです。そこから何を感じて、どう自分に活かすかは各個人の問題です。
自分は本ブログを初めて読んだ時はダーツライブRt9でしたが、今は01:103.0 クリケット:4.04 ダーツライブRt14.68になりました。ハッキリ言ってそこそこ強いです。本ブログの気になる記事は繰り返し読んで、自分なりに参考にしながら練習してきました。このブログが育てたAAプレイヤーです。
これからも多くの人へ上達の参考となる記事の更新を楽しみにお待ちしております。
by 矢速命 (2016-02-27 14:09)
>矢速命さん
コメントありがとうございます^^
押し放つ、というのがプッシュで、
振り飛ばす、というのがスイングだと自分も思っています。
そして、肩抜き(肘引き)はスイングが基本となり、
振った時に立てた腕が投てき機のようになります。
マイケル・ヴァン・ガーウェンのように腕がバネみたいになっている先取もいますが、リリース後の勢いでああなっているのであまり関係なさそうです。
当ブログを記事を活かしてくれていつもありがとうございます。
自分もAのスコアは日に何度もでますが、Cのスコアも同じくらい出るため、結果、Bから抜けられないままですが、
矢速命さんのようにAAになった方がいることで、逆にこちらが励みになるので、これからも記事を継続的に書いていきます!
また宜しくおねがいします^^
by 福田福 (2016-02-28 08:55)