ダーツの試合の賞金について(PERFECTの場合)。
日本のダーツの競技人口は、推定数十万人程度と思われ、
他に比べてまだまだ少ない競技です。
とはいえ、ここ数年で漫画喫茶やゲームセンターでも
気軽にソフトダーツができる時代になり、
競技人口は少しずつ増えているのだと信じたいところです。
下世話な話になりますが、人口が増えれば、大会に出場する人も増える可能性があり、
プロになる人数も増えれば、その分運営側が儲かり、賞金額もこれから上がっていく可能性があるということ。
日本はまだ世界ほどダーツ人口も少なく、ゴルフや野球の夢の様な額の賞金からは程遠いため、
賞金だけで食べていくことは、まだまだ難しいと思われます。
2015年現在、プロの賞金事情がどうなっているのか、気になりましたので調べてみました。
現在賞金がでるプロの大会というと、
ダーツライブ主催のJAPANとPHOENIX主催のPERFECTという2大巨頭です。
今日はPERFECTの賞金について書いてみます。
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■PERFECTの場合
PERFECTは、試合の場所によって、GⅠ、GⅡの2つのグレードに分かれ、
横浜や仙台など、大きな開催場所はGⅠになり、地方大会はGⅡとなります。
各トーナメントごとに賞金がでますが、男女にかなりの隔たりがあります。
3位決定戦などは行わないので、準決勝で敗退したプレイヤーは、
同一3位ということになります。
【GⅠ】
優勝: 男子120万 女子60万
準優勝: 48万 24万
3位タイ: 20万 10万
5位タイ: 8万 4万
9位タイ: 4万 2万
17位タイ: 2万 なし
33位タイ: 1万 なし
【GⅡ】
優勝: 男子100万 女子50万
準優勝: 40万 20万
3位タイ: 16万 8万
5位タイ: 7万 3万5千
9位タイ: 3万 1万5千
17位タイ: 1万5千 なし
33位タイ: 1万 なし
PERFECTって、プロになると年間3万円の会員維持費を支払わなければならないですし、
全国各地で大会が開催されるため、移動費も馬鹿になりません。
ベスト8には入らないと賞金などあってないようなものですね。厳しい・・・!
ちなみにパーフェクトの場合、
9ダーツといって、501を9投以内にフィニッシュすると、
別枠で賞金がでます。
予選ラウンドで9ダーツを決めた場合は10万円。
決勝ラウンドの場合は、30万円でますが、
9ダーツ達成者が複数いる場合は、上記の賞金を人数で分けることになります。
この様なトーナメントが年に10数回行われているわけですが、
試合に出場した選手には、順位によってランキングポイントが加算されていき、
ランキングポイントが1位から40位までの選手には、
年間総合ランキング賞金が授与される仕組みになっています。
1位 男子:500万 女子200万
2位 250万 100万
3位 150万 60万
4位 100万 40万
5~8位 60万 25万
9~12位 40万 15万
13~16位(男子) 25万
13~20位(女子) 10万
17位~24位 男子20万 女子は21位以降賞金なし
25位~32位 15万
33位~40位 10万
となっています。
今のところ、男子は浅田斉吾プロ、女子は大城明香利プロが首位を独走しています。
なお、PERFECT所属のプロプレイヤーは、総勢1400人以上ということですので、
このなかのほんの一握りしか賞金を手にすることができないため、
有名なプロでも、昼間はダーツショップやダーツバーの店員だったり、
サラリーマンをやっていたりする人がほとんどです。
また、賞金のでないアマチュアの大会で、
何度も優勝や入賞を繰り返す選手にはスポンサーがついて、
PERFECTの大会の参加費や交通費をスポンサー側に出してもらえることもあるようです。
他の競技同様、結果あってのスポンサーなので、
ダーツプレイヤーのみで食べている人というのは本当にごく一握りであることには
間違いないですね。><
【関連記事】
ダーツの試合の賞金について調べてみた(JAPANダーツ)
【オンラインダーツショップ窓口】 ダーツハイブ
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2015-08-20 00:37
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